ソウシハギ

2016年9月2日

ソウシハギ

英名:Scrawled filefish
学名:Aluterus scriptus
別名/地方名:草紙剥、藻姿剥、

ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029

和名は草紙剥(ソウシハギ)と書く。大きいものでは1mほどにもなりウスバハギとともに大型のカワハギの仲間。

沖縄県、奄美大島では一般的な食用魚であり、上質の白身は産地では人気も高い。内臓に毒を持つことから毒魚と報道されたが、正しく節度ある報道をするべきとの論争も起こったことがある。
内臓を食さなければ大丈夫とはいえ素人判断は危険であるから現地の料理屋などで味わう方が無難であると思われる。

2018年12月には三重県大台町のスーパーで販売されて食べてしまった人が居るとニュースになりました。幸いなことに食べてしまった人への健康被害はなかったそうですがその毒性はフグより強いと言われることもあるほど。

カワハギとして売られたようですが、写真のような外見なら判断しやすいですが調理の手間を省くため皮を剥いた状態で陳列されたら紛らわしいのかもしれません。

(引用:名古屋港水族館)
サンゴ礁に生息し、ラグーン(礁湖)やサンゴ礁斜面などで見られる。先端が三角形の鋭い歯を持ち、岩の表面に付着している海藻、イソギンチャクなどをかじりとって食べる。餌であるイワスナギンチャクから2次的に毒化し、体内にパリトキシンをもつ。
水溶性の毒であるパリトキシンは1gで、5,000尾のマウスを殺すことができるほど強力で、熱でも分解されない。ウマズラハギと見分けがつかず誤食することがあるので、もしわからないときは食べない方が無難。

ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029
ソウシハギ(名古屋港水族館)撮影日:2016/1029

外部リンク Wikipedia
最終投稿日:2018/12/24


にほんブログ村 その他趣味ブログ 動物園・水族館へ