クギベラ

2016年9月2日

クギベラ

英名:Bird wrasse
学名:Gomphosus varius

クギベラ
クギベラ

(引用:葛西臨海水族園
中部~西部太平洋、インド洋、日本国内では駿河湾以南に分布し、浅い海のサンゴ礁域や岩礁域で見られる。特徴はなんといっても鳥のくちばしのように尖った口で、その口を使って、サンゴの間などに隠れている甲殻類などを食べることができる。サンゴ礁域で暮らすために見事に適応した魚だという。

 

成魚は吻が著しく長くのびている。雌雄で色彩がことなり、雄は鮮やかな緑色で、胸鰭基部の上方に横帯がある。雌の体色は前半部が灰色っぽく、後半部は黒っぽい、また吻の上部はオレンジ色をしていて、尾びれの先は白い。

クギベラ
クギベラ

幼魚は吻が長くなく、背部が緑色、体側には2本の縦帯がある。臀鰭は3棘であるが、うち1本は皮下に埋もれるか、不顕著である。体長20cmを超える。
また、幼魚のうちは吻は長く伸びておらず、背部が緑色や黄緑色で腹部が淡く、体側には2本の黒色縦帯が見られる。
べラ科の仲間は、雌性先熟の性転換をすることが知られているが、クギベラも雌から雄に性転換を行い、幼魚から雌の成魚、そして雄の成魚へと、その体色の変化が著しい魚である。

外部リンク Wikipedia (掲載なし)
最終投稿日:2016/11/01


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