特別展 デンジャラス・クリーチャーズ
開催期間:平成28年7月16日(土)~同年11月6日(日)
開催場所:南館2階エントランスホール、ホワイエ
すでに期間終盤なのでご覧になられた方もたくさんみえるかと思います。いまさら紹介とか情報という時期でもないですね、ごめんなさい。
ここ数日Web図鑑用に整理してきたお魚もこの展示コーナーにいた魚がたくさん入ってます。
「危ない生き物だ」と私が知っていたり有名なものもかなり含まれています。
この危険というのも最初に取り上げるのが毒をもつ魚。
フグとかイシガキダイなど超のつく高級魚であっても処理の仕方や産地によっては要注意、時には命にかかわるほどの危険な魚とも言えます。
アイゴの仲間やオコゼ類、ゴンズイなどここ愛知、三重周辺の堤防でもよく釣れてくるような魚でトゲに毒を持つものがたくさんいます。釣具店などでも注意喚起の掲示物を良くみかけます。
釣り人の立場として言いたいことは、良くわからない魚は迂闊に触らないこと、これは当たりまえ。
毒を持つ魚が居ることと、その釣り場で釣れてしまう可能性がある魚種くらいは事前に調べておきましょう。
間違って?という表現が適切かどうかはわかりませんが釣れてしまった時には素早く海に帰してやって欲しいと思います。
というのも、狙った対象魚のために用意(多くは買う)したエサを取られた腹立ち紛れか、余計な手間を嫌ってなのか、足元の堤防へ叩き付け捨てていく方が少なからず居ます。
悪いことにこのエサ取り軍団は群れをなすことも多く、手が付けられないほど連発して釣れてしまうことが少なくありません。アイゴの幼魚のバリコとか、必ず群れでいるゴンズイなどがそうです。嫌になるほど連発することがあります。
死んだ魚や干からびた魚でも毒は残ることが多くとても危険です。
夏場の砂浜が近い場所では裸足で走り回るような子供さんがいたり、釣りには縁遠い魚のことをあまり知らない人も多く居る、というよりこちらの方が多数派ではないでしょうか。
ゴンズイのトゲなど硬く太いですから子供用のサンダルなど貫通することすらあります。
アイゴのヒレにトゲと毒があることを知っていてこれをハサミで切り落として持ち帰る人も多くいます。(ただ関東方面の釣り人はほとんど持ち帰らないですけど。)
釣り場や船宿の洗い場周辺で無造作に切り落としていかれると、気が付きにくく手や座った時などにチクっと感じた次には激痛がという事故が起きちゃいます。
海にごみを捨てるのは論外ですが、要らない魚(持ち帰らない)は素早く返してやってください。
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