キハッソク

2016年11月22日

標準和名:キハッソク

英名:Barred soapfish
学名:Diploprion bifasciatum
別名/地方名:キハッチョウ(和歌山)、ソネワセ(長崎)、ワシダイ(鹿児島)など

キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30
キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30

名前の由来は、木を八束使って(じっくり手間暇かけて)煮ても食べられないほどまずい魚の意味。

ただし、これは色合いから来るもので実際に食べるとうまいとの説もあったり真偽はわからない。

このことから美味しいと評判の多いハタ科であるのに食用として流通することはまずない。

体色の黄色地に太くて黒い縦縞が美しく、成長しても25cmほどというサイズから観賞魚としては人気のようであちこちの水族館でも見られる。

一部のハタ科の魚の様に皮膚からグラミスチンという粘液状の毒素をだし他の魚を殺してしまうことがある。アクアリウムショップなどでは混泳には注意と表示していることが多いが、水族館では普通に他魚と混泳させて展示されている。よほど身の危険を感じるほどのストレスが無ければ大丈夫なようである。

(引用:碧南海浜水族館)
相模湾以南の南日本に分布している。幼魚は表層性で、成魚は深層性である。体長は20cmほどに成長する。

 

キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30
キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30
キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30
キハッソク (碧南海浜水族館)撮影日:2018/04/30
キハッソク
キハッソク

外部リンク Wikipedia(ハタ科へリンク
最終投稿日:2018/05/14


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