ミッキーマウスプラティ

2016年12月10日

ミッキーマウスプラティ

英名:Southern platyfish
学名:Xiphophorus maculatus ver.
別名/地方名:レッド・ミッキーマウス・プラティなどカラーを付けて呼ばれることもある(※後述)

ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30
ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30
ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30
ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30

尾びれの付け根に三日月状の斑紋が入るムーンプラティの変形とされ、ミッキーマウスプラティは尾びれの付け根に黒い丸が3つ組み合わさった斑点が入る品種。

ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30
ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30

観賞魚流通の過程ではレッド・ミッキーマウス・プラティ、ブルーミッキーマウス・プラティなどと分けて扱われる場合もあるようだが品種改良により色の特徴が作成されたものが数ある。

他のカラーバリエーションとして下記のものがあるだけでなく交雑により特徴あるカラーのミッキーマウスプラティを見つけることがある。

レッドミッキーマウスプラティ(赤というより濃いオレンジ)
ゴールデンミッキーマウスプラティ(金色というよりオレンジがキラキラ輝くように見える)
レッドトップミッキーマウスプラティ(口先・頭部が白く腹部から後ろが赤)
ホワイトミッキーマウスプラティ(全身が白く、白ければ白いほど価値が高い)
ハイルフィンミッキーマウスプラティ(ヒレ長)

日本でのメダカの改良同様に、上記のカラーや、一部または全部のヒレの長短を定着させるなど愛好家の手で試されているようです。

オスで約4cm、メスで約6cmほどに成長する。オスの尻ビレに棒状のゴノボジウムという生殖器官を持ち、これをメスの体内に差し込み精子を送り込んで繁殖します。メスは卵で産卵するのではなく卵胎生で小さな稚魚を産みます。このメカニズムは他のカダヤシの仲間やグッピーなどと同様。

ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30
ミッキーマウスプラティ(志摩マリンランド)撮影日:2018/11/30

寿命は1~2年といわれますが飼育や繁殖は比較的簡単なようで観賞魚としての流通量、知名度は高いようです。

愛好家の間で観賞魚として飼育されるだけでなく、水族館では様々なイベントで取り上げられるいわば企画展の常連。(クリスマス企画、バレンタイン企画、可愛いお魚展など)

下の写真は名古屋港水族館でのクリスマス関連企画で展示されていたもの。

ミッキーマウスプラティ(名古屋港水族館)撮影日:2016/12/09
ミッキーマウスプラティ(名古屋港水族館)撮影日:2016/12/09
ミッキーマウスプラティ(名古屋港水族館)撮影日:2016/12/09
ミッキーマウスプラティ(名古屋港水族館)撮影日:2016/12/09

下の写真はアクア・トトぎふでのテーマ水槽(梅雨を彩るアジサイの花)で展示されたブループラティ。

ブループラティ(アクア・トトぎふ)
ブループラティ(アクア・トトぎふ)

外部リンク Wikipedia(掲載なし)
最終投稿日:2018/12/16


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