磯野波平が真っ赤になるように、興奮による体色の変化があるのでは?

2017年7月4日

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水族館へ頻繁に足を運ぶようになる前から釣りをしています。釣り人として水槽内を泳ぐ姿にすごく違和感を感じたのがお魚の色

つい先日はホウセキキントキでの保護色のことを記事にしました。それ以外の要因もいくつかあるようなので自分なりにまとめてみます。

水族館の水槽は自然光とは異なる照明であること、水の中を光が通ってくることによる変化、など様々な要因があることは理解しています。

名古屋港水族館では水深によって色が変化するさまを観察できるようにしてくれています。

光の吸収と魚の色(名古屋港水族館)
光の吸収と魚の色(名古屋港水族館)

こうした事を考慮しても、釣り場で目にする魚が見せる色とは違うと感じます。

たとえばこちらのクロダイですが釣り上げた直後には鰓(エラ)を張り、さらにピンと鰭(ヒレ)を目いっぱい広げて少しでも自分を大きく見せようとしているようです。これはたぶん威嚇行動なのだと思います。

釣り上げられたクロダイ
釣り上げられたクロダイ

そして白黒の縞模様が見えますがこれは死んでしまうとほとんど目立たなくなります。

死にもの狂いという言葉がありますが興奮の極致といった状態だと思います。この興奮状態というのが体色にも変化をもたらすような気がしています。

磯野家の波平お父さんがサザエやカツオの失敗、悪戯で湯気が出るほど怒ると茹蛸の様に真っ赤になるのと同じということです。

この縞模様は興奮することで色濃くなるのでは?というのが私の推測。

ここ暫く磯釣りというジャンルから遠ざかっていますが、昔に数沢山釣り上げたグレ(メジナ)も水族館で観る色とは全然異なる色合いをしています。

メジナ(碧南海浜水族館)
メジナ(碧南海浜水族館)

標準和名はメジナで関東圏の人はこう呼びます。中部圏から関西以西の釣り場ではグレと呼ばれこちらの方が圧倒的に通りが良い。九州ではクロと呼ばれます。

写真のような白っぽいグレはものすごく違和感を感じる色彩です。

釣り雑誌などではエメラルドグリーン、コバルトブルーという表現が使われます。釣り人が自慢げに見せるグレの写真は緑のかかった濃い青色です。

メジナ(グレ)
メジナ(グレ)

もう少し詳しく言えば磯際で釣れるグレは黒に近いほど濃い青色。遠投により沖の潮目を流して釣るグレや船から釣れるものは緑っぽい、色の薄いものが多かったように覚えています。(※口太グレ、尾長グレの違いではありません。口太・尾長のことはまた別記事で)

名古屋周辺の魚屋さんやスーパーではグレやメジナではなく黒目鯛という表記で売られることがあります。このように死んでいる状態ではもう黒色といってよいほど濃い色をしています。

名古屋港水族館、碧南海浜水族館、竹島水族館のいづれにもグレは展示されていますがどこも共通して白っぽく見えます。単に照明の問題だけではないと思う理由です。

クロダイもグレも平穏に水中に居る時には白っぽい色をしていて、釣りや網上げで陸上に出されると興奮して色が変わるのだろうと思います。

一度で良いので水槽内にエサ付きの針をたらして興奮させてみたいんですけど、残酷ですからやらない方が良いですね。


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