アカハチハゼのカップル誕生?そして巣作りをしているようです
鮮やかな黄色い頭部と頬の下に入るブルーのラインが美しいハゼの仲間です。このように体色にはどこにも赤(アカ)なんて見当たらないのにアカハチハゼ(赤鉢)と呼ばれるなんて想像もつきませんでした。
ということを以前に記事にも書きました。答えは「死んでしまうと赤くなる」のだそうです。
→ アカハチハゼ (過去記事)
先日の名古屋港水族館の南館サンゴ礁水槽(人工サンゴの方)で見かけた光景です。
アカハチハゼのカップルです。ご両人に聞いたわけではありませんがたぶんそうじゃないかな?と私が勝手に思ってるだけです。
この2匹がずっと一緒に行動していて、他のアカハチハゼが近づいてくると1匹が猛烈な勢いで追い払っていました。
観賞魚屋さんのサイトを読んでみても「縄張り意識が強く他魚との混泳には注意」といったことが書かれていて攻撃的な性格なようです。
この2匹をしばらく見ていたら面白い行動に気が付きました。それは巣作りをしているようなのです。
周辺から海藻の切れ端、サンゴ礁の欠片といったものを咥えてきては同じ場所へせっせと何度も運んできます。(この水槽のサンゴは造りモノですが)
ここへ巣を作ろうとしているのか同じ穴へ運び込んでしました。
よく見ていると同じ魚がこの作業を繰り返して、もう1匹は付かず離れずで見ているだけのようです。「私も手伝いましょうか?、共同作業だからね。」といった雰囲気は微塵もありません。思わず笑っちゃいました。
この働き者がオスだとしたら、、、どこの世界でもこき使われるのは男の方なのかもしれませんね。
もし私の想像通り巣作りなら同じ場所でこの作業をしているはずです。近いうちにまた覗きに行ってきます。
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