志摩マリンランド 海女さんとマンボウのいる水族館
志摩マリンランド(三重県志摩市)
少し前に水族館であまり見ることがない魚はなにかな?ということを考えていてマンボウのことを思い出しました。
図鑑やWebサイトをあれこれ見ているうちに「どうしてもマンボウの泳ぐ姿がみたい!」こう思いたち行ってきました。

訪れる人のほとんどがこのマンボウ像のところで写真を撮るようですね。
下のような配慮もされてます。

目次
1.基本データ
正式名称:志摩マリンランド
運営主体:近鉄グループホールディングス株式会社
所在地:517-0502 三重県志摩市阿児町神明723-1(地図)
電話番号:0599-43-1225
最寄駅:近鉄志摩線賢島駅(徒歩2分)
入園料:大人1,400円、中高生900円、小学生600円、(3歳以上)300円
駐車場:無料(バス14台、乗用車120台)
営業時間:9:00~17:00(季節により異なります)
定休日:年中無休
公式HP:https://www.kintetsu.co.jp/leisure/shimamarine/
2.ペンギンとムツゴロウがお出迎え

この入場ゲートより入ると正面にはペンギン島が、そしてつい見逃しがちな干潟が観覧できるようになっています。
タイミングが合えばかわいいペンギン達へのエサ遣り光景がみられます。

干潟ではカニやハゼの仲間がいましたが、その中にムツゴロウがいました。
よくよく考えてみるとムツゴロウも名前は知っていたが実物を見たのは初めてかもしれません。
時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。


3.エントランスホール

11月末というタイミングでしたがすでにクリスマス・デコレーションが施されていました。季節によって装飾が変わるのでしょうね。
この対面には賢島神社と称したお社が。この中の水槽にもお魚がいますので見逃さないようよく覗き込んでみてください。

4.古代館
エントランスホールを抜けると古代館。生きている化石とも呼ばれる魚と多数の化石の展示がされています。

5.水槽エリア

サンゴ礁の海、近海の魚、冷水域の生物という環境によって分類された水槽が多数並んでいました。
また群れを作る魚ならそれなりの数が展示されていたり、これまで他の水族館では見たことのない種類の魚も多数みられました。
6.海女さんの餌やり


メインの一つだろう回遊水槽では海女さんによる餌やり実演が行われています。これが一日に何度も行われています。時間がゆるせば何度も見ることもできます。

ウェットスーツのダイバーはよく見かけますが、海女さんでのこういう演出も良いですね。
7.淡水魚・希少魚コーナー

街中では見かけることが少なくなったお魚や、昔はその辺にもいたのに今では絶滅が危惧されるような希少魚が展示されていました。
先の古代館と合わせて真面目な水族館という印象をより感じます。
8.マンボウが泳ぐ水族館

今回はこのマンボウをお目当てに出かけました。とぼけた感じの愛嬌ある表情とユニークな姿という特徴を持ち、人気もあるのにマンボウが見られる水族館は多くありません。
事前に調べていた時には5匹、6匹居た時期もあると聞いていましたがこの日は2匹のマンボウが悠々と漂っていました。
それもこれまで見た最大サイズのマンボウです。
かなりの時間をこの水槽前で過ごしてきました。
9.ここにもいたドクターフィシュ

こちらにもドクターフィッシュがいました。それぞれの水族館や施設なりで増減もあると思いますが、ここではうじゃうじゃと大量に入れられていました。


10.まとめ
名古屋からは近鉄特急で約2時間10分、車だと伊勢自動車道の伊勢ICまでで約2時間、さらに40分といったところでしょうか。正直いってやや遠い印象は持たざるをえません。
賢島駅の目の前といった場所なので電車の方が楽かもしれません。
それと館内で聞こえてくる他のお客さんの話し声からはここは関西圏エリアといった感じがします。
充実した化石展示の古代館や希少魚コーナーなどを見せてもらったり、話しを聞けた飼育員さんたちからもすごく真面目な水族館という印象を受けました。
トド、セイウチなどの海獣やカワウソ、ビーバーといった水辺の小動物は見かけませんでしたがそのぶん展示されている魚類は豊富です。
初見となる魚もたくさんいましたし、それぞれの水域、地域を紹介する上での代表的な魚はほどんどいます。
そして冒頭から何度も書いているようにマンボウがほぼ確実にみられる水族館は日本でも数か所しかないと思います。
またマンボウに会いたくなったら再訪させてもらいたいと思っています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません