コモンカスベの赤ちゃん
標準和名:コモンカスベ
英名:Common Skate、Ocellate spot skate
学名:Raja kenojei
別名/地方名:小紋糟倍、カスペ、ドバカスベなど

碧南海浜水族館のSNSで紹介されていたので見に行ってきました。最初に行ったときにはすべてが砂底で休憩中(?)でしたが2度目となるこの日に狙った通りに(水槽)ガラスに貼りついていてくれました。

水族館によれば半年ほど前の2017年12月に持ち込まれた1匹のメスが翌年1月に産卵、3か月後となる4月にふ化したものだそうです。
産卵できるまで成熟するのに3年から3年半、産卵からふ化するまで3か月ということです(ふ化には半年かかるとの説もあり)。
この赤ちゃんたち、ぐんぐん成長しています。この翌週にも見てきましたが確実にひとまわり大きくなっていました。成長すると頭の部分で50-60cm、尾まで入れると90cm-1mくらいにまで大きくなります。

日本近海でも水深30m-100mほどの砂泥地の底にいるので底曳き網漁などで捕獲されることが多い。一部の地域では好んで食べられるとのこと。(煮付けや唐揚げが多いそうです)
コモンカスベの由来が小紋だと思います。(背側の2つの目のような紋様)しかし、英名を調べてみたら Common (一般の、共通の)から来ているというのは考えすぎかもしれませんね。でもカスベとは、ガンギエイ科の総称で「魚のかすっぺ(カスベ)」が語源だそうですからひょっとしたらそうなのかもしれません。

外部リンク Wikipedia(ガンギエイ目へリンク)
最終投稿日:2018/06/06
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