ヒイラギ(ゼンメ)
ヒイラギ(ゼンメ)
英名:Spotnape ponyfish
学名:Nuchequula nuchalis
別名/地方名:ゼンメ(愛知)、ギラ(千葉)、ネコマタギ(静岡)、ギンガー(広島)、ネコクワズ(淡路島)など多数あり

全国的にはヒイラギと呼ぶことの方が多いと思われますが、ここ知多半島や三河湾ではゼンメと称されることが多いです。体長は最大でも15cmで10cm前後のものが多い。
ヒイラギは長崎の呼び名で「木のヒイラギの葉に似た棘(トゲ)があるため」。または、ヒイラ「ひひらく」という古語からきていて「鋭いトゲに刺さるとひりひり痛む」の意味から。

食味については大変おいしい魚としてスーパーなどに並ぶことも多いのですが、小さな魚で食べるところが少ない、ヌメリが多くて扱いにくい、トゲが鋭い、など手間がかかることが難点。
私のような釣り人目線で見たときにはやっかいなエサ取りであったりする。
これはたいてい群れでいるので対象魚が針ガガリするまでにヒイラギが釣れてしまい手が付けられない状況は良くおこること。
逆に、スズキなど魚食魚の餌となることから対象魚を探すときには目安になり歓迎されたりという存在でもある。



先に書いたように美味しいことから調理方法を紹介した釣り人のブログなどもよく見かけます。
→ 釣魚料理レシピ
外部リンク Wikipedia
最終投稿日:2018/04/30
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