タカノハダイ
標準和名:タカノハダイ
英名:Spottedtail morwong
学名:Cheilodactylus zonatus
別名/地方名:タカッパ(伊豆周辺)など
本稿は2018/05/03に追加記載されたもの。(元の稿はこのページ下部)
ある日のことタカノハダイを眺めていて頭部にこぶ状の突起に気が付きました。
しかも、この突起が有る魚と無い(または目立たない)魚がいるようです。
尾ビレには白い水玉模様があり、良く似たユウガタタカノハダイ(尾ビレに水玉無し)、ミギマキ(これも尾ビレに水玉無し)というわけではないようです。
頭部をよく見てみると鼻の孔の上下に一対で4つの突起が見て取れます。
成長に伴いすべてのタカノハダイに突起が現れるわけでもないようです。上の写真の2匹はほぼ同じ大きさでした。
下は突起の無いタカノハダイの頭部の写真です。
この突起の有無がオス・メスという性別を表しているのか他の理由があるのか?ネットで検索してみましたがわかりませんでした。
今度飼育員さんにでも出会えたら聞いてみたいと思います。
以下、2016/10/30公開した原稿
タカノハダイは日本の房総半島以南、東シナ海・黄海にかけて分布する。温帯・亜熱帯域の岩礁や藻場など比較的浅い海に生息し、沿岸漁業(イセエビ漁など)で漁獲されることがある。体型はややいびつに側扁した鯛型で、最大で体長45cmほどに成長する。体側には茶褐色の横縞が9本、やや斜めに走行する。鰭は黄褐色で、尾鰭に多数の白い斑点がもつことが特徴。背鰭は1つで、16-18本の棘条と30-34本の軟条で構成される。
白身魚であるが食用とされることは少ない。これはサメ、ウツボなどと同様の小便臭さ(アンモニア臭に近い)があり、夏場などにはさらに強くなる。
姿が良く似たミギマキとの区別は口元をみるとわかりやすい。ミギマキは口紅を塗ったように赤い。
外部リンク Wikipedia
最終投稿日:2018/05/03
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