デンキウナギ

2017年3月12日

標準和名:デンキウナギ

英名:Electric eel
学名:Electrophorus electricus
別名/地方名:—

デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31
デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31

世界淡水魚水族館アクアトトぎふには2種類のデンキ○○○が飼育、展示されていました。

こちらが南米アマゾン川流域に生息するデンキウナギ
そしてもうひとつはアフリカに生息するデンキナマズです。

成魚は2.5mに達し、デンキウナギ目の魚の中では最大種とのこと。日本でおなじみのウナギとは体の構造や生活史が異なり全く別の仲間に分類されます。

デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31
デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31

眼は小さく退化しているが側線が発達しており、これで水流や周囲の様子を探っています。なので夜になって動き出す夜行性でも、エサとなる小魚を捕食するのに支障はありません。

鰓(エラ)はあるのですが、たまに水面へ口を出し空気呼吸の息継ぎをします。これによって、水の循環の悪い池や淀みでも生きていくことが出来ます。

デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31
デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31
デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31
デンキウナギ(アクア・トトぎふ)撮影日:2018/03/31

この日はたまたま中層を浮遊する姿を撮れました。息継ぎのタイミングを待てばよいのですがいつ行うかのタイミングがわかりません。

日によっては下のようにずっと水底でじっとしているときの方が多いかもしれません。

デンキウナギ アクアトトぎふ
デンキウナギ アクアトトぎふ

(引用:ウィキペディア)
デンキウナギの発電器官は、筋肉の細胞が「発電板」という細胞に変化したものである。数千個の発電板が並んだ発電器官は体長の5分の4ほどあり、肛門から後ろはほとんど発電器官と言ってよい。この発電器官は頭側がプラス極、尾の方がマイナス極になっている(デンキナマズは逆)。
最高電圧は600Vから800V・電流は1A にも達する強力な電気を発生させることができる。ただし、この高電圧は約1000分の1秒ほどしか持続しない。

外部リンク Wikipedia
最終投稿日:2018/05/30


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