ピラルクー 生きた化石ともいわれる巨大魚はアクア・トトぎふの大看板
ピラルクー
英名:Arapaima
学名:Arapaima gigas
世界淡水魚水族館アクア・トトぎふを代表する展示生物は?と聞かれればたくさんの人がピラルクーと答えるかもしれません。

もちろん水族館側でも「うちの大看板!」として真っ先に名前を挙げパンフレット、その他の販促物でもイチオシ扱いです。
その大きさが伝わるような写真を撮りたいと水槽前で考えていたらちょうど可愛らしいゲストさん登場でパシャ!っと1枚撮らせてもらいました。

こちらの水槽をゆうゆう泳ぐピラルクーも2-3mはある巨大魚ですが通路を少し進んだ先にある模型はさらに巨大!。Wikipediaによれば「最大のものは4.5mとも5.2mともいわれる。」と掲載されていますからあの模型もあながち大げさなサイズということはないかもしれませんね。
進化において「生きた化石」ともいわれ1億年間ほとんど姿が変わっていないことでも有名です。

南米はアマゾン川流域を棲家とし、現地では古来より食用魚となっていたそうです。現在では個体数が減少しワシントン条約により保護動物に指定されているそうですが、今でもたまに市場で見かけるなんて話も聞いたことがありますが本当かどうかは、、、。
食用だけでなく、大きく硬いウロコは靴べらや爪やすりに加工されお土産品になったりしたそうです。


ピラルクーを暫らく眺めていると時々水面へ顔をだし息継ぎするようなしぐさが見られます。熱帯の淡水域では酸欠状態が起きやすく浮き袋を通じて空気呼吸が出来るように進化したのだそうです。
ピラルクーだけでなく生き物ってその環境に適応するように進化していくのは凄いことですよね。
アクア・トトぎふでは毎日決まった時間にフィーディングウォッチ(※)を行っていてタイミングが合えば迫力ある捕食シーンが見られます。(水槽内に)マイクも用意されていますがそのバフッ!といった破裂音に近い捕食音には驚かれることと思います。(※公式HP内に記載あり、現在は11:30~)

外部リンク Wikipedia(ピラルクーのページ)
最終投稿日:2017/06/17
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません