トサヤッコ 性転換にて雄雌の模様が異なる姿になるお魚
トサヤッコ
英名:Japanese swallow, Halfbanded angelfish
学名:Genicanthus semifasciatus
別名/地方名:
先の記事でのヒゲハギと同時に新しく入ったお魚のようです。2種類のお魚かな?と思ったらオス(♂)、メス(♀)と2つの解説パネルが作られていました。
![トサヤッコのペア(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-005.jpg)
(オスとメスとで)まったく異なる姿をしていますからパネルが無ければ同じ魚とは気が付かないですよね。
![トサヤッコのオス(♂)(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-023.jpg)
![トサヤッコのメス(♀)(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-030.jpg)
性転換により雄、雌で体の模様が異なるようです。このようなお魚は多いのですがこうやって同じ水槽で見れることは嬉しいですね。
繁殖は比較的容易とされているそうですからペアでの購入によって稚魚からの成長過程がみられるような飼育展示を期待しています。
オスは頭部から鮮やかな黄色に筋状の横縞が入っています。メスは頭部と尾ビレ付け根に黒い模様が目立ちます。
![トサヤッコ オスの頭部(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-017.jpg)
![トサヤッコ メスの頭部(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-011.jpg)
以前は同じ魚だとは思われずメスに別種としてのクマドリヤッコ名前が付けられていたこともあるんだって。
トサヤッコの名前の由来は四国の土佐地方からきているもので、英名のJapanese swallow(=日本のツバメ)からも生息域の中心が日本であることがうかがわれます。
![トサヤッコのオス(♂)(竹島水族館)](https://3nato.net/wp-content/uploads/2017/07/20170630-024.jpg)
このトサヤッコには良く似た魚がいてヤイトヤッコと言うそうです。パッと見ではわからないほど似ているとのことですがどこかの水族館で観られたら嬉しいです。
外部リンク Wikipedia(掲載なし)
最終投稿日:2018/12/23
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