ロココヒキガエル
標準和名:ロココヒキガエル
英名:Rococo Toad, Cururu Toad
学名:Bufo paracnemis
別名/地方名:キャハンヒキガエル
正直な話「ヒキガエルって面白い顔しているもんだな」という程度で写真を撮ってきたものです。
後に調べていたらいろいろと知らなかったことが沢山あり驚きました。
最初にヒキガエル科というのは50属、590種が属する一大グループだったこと。日本では4種ほどなのですが南・北アメリカ大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、東南アジア各国と世界中に仲間がいるようです。
もう一つは今回のロココヒキガエルが要注意外来生物としての対象になっていたこと。全然知りませんでした。(上記のリンク先は国立環境研究所)
ロココヒキガエルそのものは南米原産だそうですがペットとして日本へ入ってきたようです。ヒキガエルの仲間には10年くらい生きるものもいてペット向きなのかもしれませんが、水族館で見るにとどめておく方が良いのかもね。
目のうしろのふくらみは何?ヒキガエルの毒
これは耳線と呼ばれる部分で、ここから強い毒をだします。ヒキガエルの仲間は、危険を感じると、この耳腺や皮膚から毒を出して、身を守ります。
(引用:アクア・トトぎふ解説版)
下の写真からも耳というか目の後ろのふくらみが確認できます。日本に居るヒキガエルも耳腺から勢いよく毒液を吹き出すことがあるそうです。この毒液は有害な細菌や寄生虫から身を守るという役割もあるようです。
一方この液を乾燥させたものが漢方で強心剤として使われることもあるとのこと。
死ぬほど強い毒ではないのかもしれませんが迂闊に触らない、触れたらしっかり手を洗うほうが良いでしょうね。
外部リンク Wikipedia(ヒキガエル科へリンク)
最終投稿日:2018/05/24
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