ミドリフグの幼魚

標準和名:ミドリフグの幼魚

英名:Green spotted puffer,Spotted green puffer
学名:Dichotomyctere nigroviridis
別名/地方名:緑河豚

ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04
ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04

緑っぽいころころとした魚体にくりくりとした目がとても可愛らしいお魚です。
(写真の個体で3-5cmほど)

ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04
ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04

観賞魚としては非常にポピュラーで熱帯魚店、ネットや雑誌の通販などでもよく見かけるような気がします。最大で17cmほど、飼育環境下では10cmほどとサイズの点でも飼いやすいということもあるのだろうと思っています。

ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04
ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04

インドネシア、タイといった東南アジア一帯に生息していて小さなうちは汽水域となるような浅瀬を棲みかとしているようです。飼育下では成長につれ少しずつ塩分濃度を上げていくとのことですから成魚は海辺へと下っていくのかもしれません。

この時はおなじく汽水域で生息できるヒメツバメウオとの混泳でしたが成長するにつ入れて別々の水槽に移されるのかもしれませんね、

ちなみに可愛らしいなりをしていても河豚なのでトラフグと同じテトロドトキシンというフグ毒を持つそうです。

ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04
ミドリフグの幼魚(竹島水族館)撮影日:2018/11/04

このフグ毒は毎日のエサとなる食物の影響が大きい(体内への蓄積)と思うのですが飼育環境下でのミドリフグの毒性がどの程度なのか興味があります。誰か死なない程度に食べてくれないかな、、、。

それと今回知ったことですがフグの飼育や展示を行っている水槽ではサンゴ片が入れてあるケースをまま見ます。これは歯が伸びすぎて摂餌行動に支障が出ないようにサンゴを齧り歯の伸びすぎを防ぐ効果があるのだそうです。時々パラパラとサンゴを撒いてやるなどのお世話が必要なようですね。

外部リンク Wikipedia(ミドリフグへリンク
最終投稿日:2018/11/21


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