タツノオトシゴ

2018年12月20日

標準和名:タツノオトシゴ

英名:Seahorse
学名:Hippocampus coronatus
別名/地方名:竜の落とし子、海馬、竜宮の駒、

タツノオトシゴ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08
タツノオトシゴ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08

全長は8cmほど、魚と呼ぶにはあまりに特異的な姿で昔は昆虫の仲間と見られたこともありそうです。私も「魚の仲間でいいのか?」思ってましたが、ヨウジウオの吻(突き出した口)のあたりを見ていてタツノオトシゴに似ていることを実感しました。

タツノオトシゴの分類
(トゲウオ目→ヨウジウオ亜目→ヨウジウオ科→タツノオトシゴ亜科→タツノオトシゴ属)

オスに育児嚢がありメスはこの袋状の中に産卵を行い孵化するまで育てられます。沿岸部の海藻帯で流されないように尻尾を巻き付けるようにしている姿が見られます。

タツノオトシゴ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08
タツノオトシゴ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08

食用魚としてのイメージはありませんが、漢方薬として滋養強壮、鎮痛、精力増強の効果があるとされています。

タツノオトシゴには沢山の種類がいて50種類ほどが見られます。本種のみを指すのではなくタツノオトシゴ属全体を指して使われることも良くあることです。(サンゴタツ、クロウミウマなど)
このうち水族館で見られるのはどのくらいなんでしょうね?。

下の写真は名古屋港水族館で同じ水槽に居たサンゴタツです。

サンゴタツ(名古屋港水族館)撮影日:2018/12/24
サンゴタツ(名古屋港水族館)撮影日:2018/12/24
サンゴタツ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08
サンゴタツ(名古屋港水族館)撮影日:2018/11/08
サンゴタツとタツノオトシゴ(黄色の方)(名古屋港水族館)撮影日:2018/12/24
サンゴタツとタツノオトシゴ(黄色の方)(名古屋港水族館)撮影日:2018/12/24

余談ですがタツノオトシゴが居れば、仲間にはタツノイトコなんてのも居るそうで伊豆半島などではこちらの方が多くみられるそうです。

外部リンク Wikipedia(タツノオトシゴにリンク)
最終投稿日:2018/12/26


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