ポットベリーシーホース
標準和名:ポットベリーシーホース
英名:Big-belly seahorse , Pot-belly seahorse
学名:Hippocampus abdominalis
別名/地方名:ビッグベリーシーホース

オーストラリア南岸周辺に生息している大型のタツノオトシゴ。国内で見られる大型といえばオオウミウマがいるがさらに大きくなるようです(35cmくらいにまでなる)。
面白いと思ったのはPotbellyを訳すと「太鼓腹(の人)」という意味ですが、検索では豚に関連した内容がよくヒットしてきます(ポットベリーピッグなど)。釣りをする人だと「お腹ポッコリ」「腹パンパンの太い魚」という意味でも使います。


オスがお腹の育児嚢で卵か孵化するまで育てるという習性はタツノオトシゴのページに書いた通り。
逆に見るたびに不思議に思うのが色なんな体色のポットベリーシーホースが展示されていることです。



白っぽいもの、黄色っぽいもの、黒っぽいものです。魚の保護色のように背景となる海藻や岩の色に合わせて擬態するのか、遺伝などで親から受け継いだ体色に育っているのかわかりません。いつか詳しい人に聞いてみたいと思います。
もう一つ考えられるのが別種が混じって混泳しているのに表示パネルが無いために全部を同種と勝手に決めつけているのかもしれません。(これまでも「その写真間違ってますよ」と何度も教えていただいくこともしばしばあります。)
このポットベリーシーホースに限ってと言ってよいかわかりませんが「赤ちゃんが産まれました」という掲示を何度か見かけました。他のタツノオトシゴに比べ繁殖手法が確立していて今では容易なのか、たまたま私が訪れた時期がポットベリーシーホースの孵化の季節に合致しただけなのか、これもいつか調べてみたいものです。


この赤ちゃんの細い姿をみていると、ヨウジウオの仲間というのがわかる気がします。
外部リンク Wikipedia(ポットベリーシーホースへリンク)
最終投稿日:2018/12/20
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