スズメダイ

標準和名:スズメダイ

英名:Pearl-spot chromis
学名:Chromis notatus
体長:15cmほど
分布/生息域:中国から朝鮮半島、日本では東北以南の沿岸域
別名/地方名:※後述
分類:スズキ目-ベラ亜目-スズメダイ科

スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15

約300種といわれるスズメダイ科の中でも元祖、本家ともいうべきスズメダイにこれまで触れてこなかったことに自分でも驚きました。

我々釣り師にとってはエサ取り、外道と呼ばれ粗雑に扱われ、水族館でも近海の水槽で展示されることも多いようですが一緒に入っているアジ、メバル、マダイなどメジャーな魚類の陰に隠れて存在が忘れられてしまうのかもしれません。

スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15

スズメダイの名前の由来はスズメのように小さい、スズメのように群れる、など諸説あり。下の写真のようにスズメのような目をしていることが由来と言われることもある。

スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15

我々釣り師にとってはエサ取り、外道と呼ばれることが多いが地方によっては郷土料理として食されているようだ。

別名のアブッテカモ(博多周辺の九州北部)は「炙って食べると鴨のようだ」「炙って食べるがしっかり噛もう」などから来ているという説がある。

小さい体のくせにウロコと骨が硬く市場に出回るほどの人気は無いようである。

この骨が硬いから来ている別名がオセンゴロシ(和歌山県)「お仙という女性がのどに刺さった骨で死んでしまったほど」という漁民の言い伝えもあるようです。

各地の沿岸部、浅瀬で大量に群れていることから漁の網に入ることも釣り人の針にかかることも多いので各地で様々な地方名で呼ばれているようです。

スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15
スズメダイ(名古屋港水族館)撮影日:2019/02/15

外部リンク Wikipedia(スズメダイへリンク
最終投稿日:2019/02/19


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