名古屋港水族館のイシガキフグの名付け親はさかなクン
名古屋港水族館に3月から新入生(?)として登場したのが2匹のイシガキフグ。この子達はさかなクンからの寄贈によってこちらへ来たそうです。
5~60cmはある大きめのフグですから簡単にみつかると思います。ちゃんと名前もあるようですから見つけたら声をかけてあげましょう。
このような手書きのイラストも味があっていいんじゃない?、そう思っていたらちゃんと業者さん作成のパネルも出来ていました。
このへんが某水族館とはちょっと違うようですね、、、。
さて、このイシガキフグを見ていてまたまたあれっ?!っと気が付いたのは歯のこと。つい先日マフグの歯切りについて書いたばかりですがちょっとした間違いに気が付きましたのまとめておきます。
→ 竹島水族館のマフグに歯がない理由「歯切り」は誰が?(訂正しました)
先日のネズミフグも歯切りをしてるかも?はひとまず訂正します。
(ネズミフグは2枚歯が正解でした)
ハリセンボンもイシガキフグも硬骨魚綱フグ目ハリセンボン科に属する海水魚ですが、このハリセンボン科はさらに2つに分けられているのだそうです。
・ハリセンボン科ハリセンボン属ーハリセンボン、ネズミフグ、ヒトヅラハリセンボン
・ハリセンボン科イシガキフグ属ーイシガキフグ
分類を詳しく書くと
硬骨魚綱ーフグ目ーハリセンボン科ーイシガキフグ属ーイシガキフグ
何が違うのかまだわかりません、、、。
一般的なフグ科の歯は上下2つずつの合計4枚歯なのに、ハリセンボン科に属すフグは上下1枚ずつの合計2枚だそうです。
どちらも鋭い切れ味は同じようでへたをして噛まれれば流血必至の大怪我、大型のものなら指が無くなる?かもしれません。(試してみる人いますか??(笑))
もう一つイシガキフグの特徴はハリセンボンのように膨らんでも棘(とげ)が起き上がらないのだそうです。
イシガキフグもハリセンボンもたまに釣りあげられることがあって、釣り人のブログで探してみると写真や動画が簡単にみつかります。
ハリセンボンは骨格標本からもイガグリやウニのように棘(とげ)が長く、一回り大きく見せることで威嚇をしていますが、イシガキフグの棘(とげ)は膨らんでも短い小突起といった様相です。
ここのところで属がハリセンボン属とは分けてイシガキフグ属となっているのでしょうか?。(不確かな情報ですみません、しつこく調べてみたいと思います)
水族館で「あっ!ハリセンボンだッ!。」と声を上げてる方も多数見えますが、「ちゃうねん、ハリセンボンはあっちやでぇ~。」と言ってるのかもしれませんよ。
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