オオコシオリエビ
標準和名:オオコシオリエビ
英名:
学名:Cervimunida princeps
別名/地方名:大腰折海老、キンシローエビ・金四郎海老・きんしろうえび(愛知県蒲郡周辺)、クモエビ(静岡県)

頭部から手鋏脚にかけての頭胸甲(背甲)はアカザエビとそっくりです。生息域もアカザエビと同じように深海の水深200m以深で東北以南の地域とされています。
深海底引き網漁やアカザエビを狙ったカゴ網漁で獲られるそうですがやや外道扱いかもしれません。食べられる腹節の部分がアカザエビよりずいぶん小さいので水産上の価値が上がらないようです。

私が初めてじっくり見たのは蒲郡市の和食処山女魚のおばちゃんからこう言われたことでした。
「すごく美味しんだよ。お客さんは食べ方を知らないから残していく人がほとんどで本当に残念。」と言いながら殻の剥きかたを教えてもらったものです。味はアカザエビより甘みが強いように感じました。


また、おばちゃんはキンシローエビと教えてくれました。後日のことですが大府市にあるげんきの郷の鮮魚店でキンシローエビと表示されているのを見たことがあります。
しかし、何種かの図鑑をみても(図書館へも出かけたよ)キンシローエビが見つかりません。
偶然見つけたのが名古屋港水族館の深海コーナーでした。そこでやっとオオコシオリエビが標準和名と分かったというわけです。
外部リンク Wikipedia(オオコシオリエビ)
最終投稿日:2018/11/22
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