オビテンスモドキ
オビテンスモドキ
英名:Rockmover wrasse, Olive-scribbled wrasse, Dragon wrasse
学名:Novaculichthys taeniourus
名古屋港水族館の南館2Fのサンゴ礁水槽で再開したオビテンスモドキです。(人造サンゴ礁の方に居ます)

今年(2017年)のGWの頃に「こどもの日期間限定展示」としてチンアナゴ達の近くで展示されていました。この特別展示で私も見ていたのですが記事にしなかったのは、上手く写真が撮れなかったため。

その後、カクレクマノミの赤ちゃんに水槽を追い出されて?片付けられてしまったお魚です。バックヤードにでも引込められたのかと勝手に思っていました。
サンゴ礁水槽は名古屋港水族館でも指折りの大水槽です。沢山の種類のお魚が泳いでいますが何かの拍子で偶然見つけてしまいました。この地味な体色がかえって目立ったのかもしれません。

こどもの日企画に選ばれた理由の一つが成長の過程で(体の)模様が大きく変化するということでした。そしてもう一つのおもしろい生態がサンゴのかけらで寝床を作り、そこで眠るのだそうです。
名古屋港水族館公式HPより
→ オビテンスモドキの眠り方(スタッフブログ)
水槽に貼られた解説
・英語でドラゴンラスとも呼ばれるベラの仲間
・夜にはサンゴのかけらを集めて寝床を作って眠る
・成長によって体の模様が大きく変わる!!
(幼魚は海藻に擬態している→成魚は竜の鱗模様)

私個人的には目の周りの模様が特徴的だと感じています。英名のDragonというのも頭部近くから始まる背ビレとこの目が由来になっているとわかりますよね。
外部リンク Wikipedia(ベラ亜目のページにリンク)
最終投稿日:2017/07/10
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