チチブ
標準和名:チチブ
英名:Dusky tripletooth goby
学名:Tridentiger obscurus
別名/地方名:ダボハゼ、カワハゼ(和歌山)、ドンコ・カジカ(愛媛・混称)、ゴリ(高知・混称)、など多数あり

日本と朝鮮半島沿岸に分布していて、河口部のような汽水域から川の上流部となる純淡水域でもみられる。体長は9cmほど、1年で成熟し産卵を終えるとオスメス共に死んでしまう一年魚。

石の隙間などに縄張りをつくりそこで産卵をします。オスが孵化するまで卵を守る習性があり、孵化した稚魚は一度海にまで浮遊して下り、産卵をする時期にまた川を遡上してきます。
アクア・トトぎふでの解説によれば、以前は長良川流域でも見られたが現在では揖斐川と木曽川下流域でしか生息が確認できない状況だそうです。

第一背鰭の棘は糸状に伸びています。これはオス、メス共に伸びているよう。また近縁種のヌマチチブは一回り大きく15cmほどになることと胸鰭の付け根が黄色なっているのが特徴らしいがこれを区別しないという説もある。


外部リンク Wikipedia(チチブへリンク)
最終投稿日:2018/12/28
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