名古屋の恋愛パワースポット！「恋の三社めぐり」＋α（2017年版）
長く名古屋近隣で過ごしていながら、つい先日までまったく知らなかった事にあるきっかけで気が付きました。
飽きっぽいくせに凝り性な私のこと。ちょっとした空き時間で検索してはその都度興味が湧き一通り出かけてみました。
立札やポスターを覗き込んでは「なになに？ふぅ～ん。」と断片的にため込んだ小さな発見がいくつもあり、いつかどこかで話しのネタにしてやろうとまとめてみます。
目次
名古屋の「恋の三社めぐり」＋αとは？
私が知った2017年1月の時点では下の3つと紹介された立札やパンフレットを見つけました。
・城山八幡宮の”連理木”（れんりぼく）
・高牟神社の”恋の水”
・山田天満宮の”よりそい石”
しかし調べてみると
・城山八幡宮の”連理木”
・高牟神社の”恋の水”
・清明神社（名古屋市千種区清明山１丁目６）
としている記事も沢山みつかりました。いつまでだったのかはわかりませんが以前はこの三社だったようです。
もともとは2002年に桜花学園高校のクラブ活動で企画され、2008年にJR東海がウォーキングイベントとして取り上げたことで広く知られるようになったとのこと。
さらに縁結びにご利益のあるといわれる神社やスポットが何か所か見つかるもんですね。それならばもう片っ端から列挙してみようというのがこちら。
「恋の三社めぐり」最新版（2017年）
1.簡単にまとめると
三社のスタンプを集め、添付されている「願い文」（ねがいふみ）に願い事、住所、氏名等を記入する、スタンプ台紙とともにいづれかへ持っていく。（※スタンプ料100円が各神社で必要。）
願い文が御神前に奉納され、記念品が授与され、スタンプ台紙には「恋愛上昇印」が押印してもらえ御守り代わりになる。
なお3社をめぐる順番はどこからでもよく、どこへ願い文を持参しても同じように記念品・台紙への押印が受けられる。
城山八幡宮での恋愛成就・恋占いポイント
1.城山八幡宮の連理木
「連理木」（れんりぼく）という巨木が出会いと縁結びの御神木として信仰されています。私は「恋の三社めぐり」も「連理木」のことも知らずに参拝した時には見落としました。
神社の本殿裏手にあるとされていますが、山門を素通りし境内を見渡しただけでは連理木はみつかりません。
山門入口に看板が出ていますので石垣に沿って左手方向へ進んでください。
案内に従って50ｍほど歩いた先にあらわれるのがこの連理木。
この木は名古屋市内最大の自生のアベマキで、地上3mの所から二つに分かれ、6mの所で再び合一して（これを連理という）さらに上へ伸びた巨木です。
古来より「連理の契り」「連理の枕」などと例えられ、男女の深いつながり、和合の象徴として、縁結び・良縁祈願・夫婦円満の御神木として信仰されている。
（城山神宮社務所）
連理木に奉じられたしめ縄にも意味があるそうです。
御神木での占いというのがあり、男性は左より、女性は右より、回り自然に足が止まったところの紙垂（シデと読む、しめ縄にさげた紙）の内側で吉兆を占います。（ひと垂れのみに吉兆印があります）
ちなみに神占は一日に一度だけ行い決して結果を口に出してはいけないのだそうです。
2.桃取石の恋占い
こちらの城山八幡宮では他にも桃取石での恋占い・良縁占いというのもあってこれは境内の本殿に向かって左手にあります。
今年のお正月に訪れたときにちょうどカップルさんが熱心に読んでいたのがこちらの解説。
書きだしてみるとこんな感じです。
恋占い・良縁占い・開運占いは、、、（一人づつの歩き方、男女とも）
・桃取石（青石）に触れ願いを込め、目を閉じたまま振り返ります。
・男女とも、青石から赤石まで目を閉じたまま（祈りを込めて）ゆっくり進みます。（玉垣に触れたら多少の障害があることの暗示かも）
・一度目で無事たどり着くことができれば、祈りは叶います。・・（最も尊い祈りとは、人の為に祈ること）
・二度目、三度目でたどり着けたら、あきらめずに努力すれば叶います。・・（努力とは、自分を高め、人の為につくすこと）
・人の助けを借りてたどり着けたら、誰かの援助が必要です。・・（人を助けると、次は自分が助けられます。人を欺すと、次は自分が欺されます）
二人の恋の成就占いは、、、（二人で同時に歩きます）
・男性は青石に、女性は赤石に触れ願いを込め、目を閉じたまま振り返ります。
・男性は青石から、女性は赤石から、目を閉じたまま同時にゆっくり進みます。（玉垣に触れたら多少の障害があることの暗示かも）
・一度目で無事相手に触れることができれば、二人の願いは成就します。
・二度目、三度目で相手に触れることができたら、あきらめずに努力すれば成就します。・・（努力とは、二人が、自分自身を高め、人の為につくすこと）
・人の助けを借りて相手に触れることができたら、誰かの援助が必要です。
3.水みくじ
城山八幡宮のサイトにある解説です。（こちら）
手水舎（てみずしゃ）の横には、恋愛運・結婚運・恋人円満運・夫婦円満運を強力に高めるローズクォーツが埋め込まれた水盤が設置されています。
けがれを祓い清める水がそそいでいるこの水盤に水みくじを浮かべると、運勢を示す文字が浮かび上がります。
ローズクォーツのデザインにも意味があります。
みくじの文字はしばらくすると消えますが、持ち帰って水に浮かべると再び文字が浮き出ます。
神社に納める方は絵馬舎の結び処に結んで帰りましょう。
4.ハートのおみくじ結び
城山八幡宮のサイトにある解説です。（こちら）
手水舎の西側に「ハートのおみくじ結び」が設けられました。
竹を細く伐って360°のハート型に造りました。手水舎の横には「水みくじ」のための「ローズクオーツの水盤」があります。この水盤につけて文字が浮き出たおみくじを結んでいって下さい。水みくじ以外のおみくじも結べます。
もちろん、素敵なおみくじがでたら持って帰って頂いても結構です。
5.行き方と地図
住所：〒464-0045 名古屋市千種区城山町2-88
電話番号：052-751-0788
（公式HP）
名古屋市営地下鉄東山線「覚王山」駅2番出口から東へ300ｍ（徒歩6分）
名古屋市営地下鉄東山線・名城線「本山」駅1番出口から西へ300ｍ（徒歩6分）
東名高速名古屋ICより広小路通りを西へ15分
駐車場はありますが道が細いので要注意です。
カーナビの設定は目的地を『城山八幡宮養心殿城山道場』にするとよいそうです。
高牟神社の恋の水（古井の水）
1.高牟神社の古井戸
高牟神社（たかむじんじゃ）の境内には多数の末社があります。なのでご近所では古井八幡と呼ぶ方もみえます。
その境内で手水に用いられているのが古い井戸。旧町名「元古井町」、近隣地の「古井ノ坂」（こいのさか）の由来にもなっているのだそうです。
この古井＝恋とかけて「恋の井戸」「恋の霊水」となっています。
私が訪れたのは冬でしたが、こちらの手水鉢で手を洗うと一年を通じて同じ水温という井戸水らしく温かく感じます。
ご近所の方が容器を持って汲みに見えているので飲んでも大丈夫でしょう、たぶん。あとで知りましたが日本名水百選にも選ばれたそうです。
ただし貼り紙に「古井の霊水は信仰のお水です。必ず柄杓を使う事。感謝の気持ちを忘れずに。」と書かれていますから守りましょうね。
手水鉢裏手の囲いの中を覗くとそこには井戸がちゃんとありました。
2.恋色みくじ
選んだ色でわかる、あなたの恋の深層心理！だそうです。
3.行き方と地図
住所：〒464-0850 名古屋市千種区今池1-4-18
電話番号：052-731-2900
JR中央線「千種駅」東へ徒歩5分
名古屋市営地下鉄東山線「千種駅」4番出口 東へ徒歩5分
駐車場は境内に数台停めれる程度です。近くのコインパーキングの利用をおすすめします。
山田天満宮のよりそい石
1.御嶽神社とよりそい石
山田天満宮も境内となる神域に多数の神様やお社が祀られています。このよりそい石も詳しくいえば御嶽神社の神域にお祀りされています。
山田天満宮の本殿の左手に御嶽神社のお社が祀られています。下の写真の左奥がお社。
御嶽神社は、悪い縁をたち切り、良い縁に結ばれるといわれています。ここでいう縁とは、恋愛に限らずさまざまなつながり、人生すべてにおける出来事を表します。
よりそい石には「良きご縁に導かれますようやさしく撫でてください」と書かれていました。
2.お隣は金神社（こがねじんじゃ）
ついでと言うと大変罰当たりなのですが、恋愛成就、良縁祈願が済んだら金神社での御神徳と御加護もお願いしたらどうでしょうか。
→ 金神社での銭洗い
3.縁むすび恋文みくじ
私は違うおみくじを引きましたが恋文みくじというのがありました。
奉納されたおみくじを見ていたら中吉、小吉をみつけました。これ大吉がすごく気になりますよね。
また御守りも恋星守というのがありました。なるほどと思ったのは「相性の吉凶に拘り過ぎずお互いを思いやる気持ちが大切です。」だそうです。
4.行き方と地図
住所：〒462-0813 名古屋市北区山田町3-25
電話番号：052-981-5695
JR中央線、名古屋市営地下鉄名城線、名鉄瀬戸線の「大曽根」駅
中央線に沿うように北へ徒歩7分
名二環（東名阪） 勝川ICより4km
名古屋高速小牧線 黒川ICより3.2km
駐車場は10台ほどありますがお正月、行事には満車となるようです。すぐ近くにコインパーキングがたくさんあります。
晴明神社
ナゴヤドーム近くになりますがこれまで全く知りませんでした。今回初めて訪れましたが小さいながらも興味を引かれるおもしろポイントが有りすぎです。
1.3つのハートがあるお社（おやしろ）
上のお社もよぉーく見ると、、、最初にこの企画をした女子高校生は気が付いていたのでしょうね。
細かなものは別記事に書くこととして、ここでは恋愛パワースポットとしての部分のみ紹介します。
恋の三社めぐりが始まった当時は晴明神社、城山八幡宮、高牟神社の三社だったものがなぜ外れたのか？わかったような気がします。
こちらの社務所には常駐している方が見えないのだそうです。
たまたま祝日に伺いましたのでこの日は社務所内に数名の方が詰めていらっしゃいましたがボランティア的な存在で留守となることの方が多いのだそうです。
このためスタンプが押せない（日がある）ということで山田天満宮にとってかわられたのではないかと思います。
けっして恋愛パワースポットとしてのご利益・効果が薄いといった理由ではないでしょう。
これあくまで私の想像ですから、、、。
2.左右の狛犬
さてお参りをするのは当然として恋愛パワースポットとして見落とせないのはこちらの狛犬（こまいぬ）。
男性は左、女性は右を触るのだそうです。恋愛運のご利益だけでなく、自分の悪いところがあればその触った部分が良くなるそうです。
私は頭と最近痛む膝をさすっておきました。
3.偕老同穴符（かいろうどうけつふ）
実はこの傘をみて「なんだ？これ？」と思ったのですが、あとで調べてみたらかつてこの位置に御神木があったんだそうです。昔はその御神木にお札が貼られていたのかどうかまでわかりませんが、今は傘で代用しているとのことです。
この傘にぶら下がっているのが偕老同穴符（かいろうどうけつふ）というのだそうです。意中の相手と添いとげるための霊符で持って歩くと良いそうです。
・両者が持てばさらに効果が高くなる
・いずれかが持つだけでも霊験を発揮する
・男女であれば結婚していないカップルが用いても問題ない
・同性のカップルに効果があるかどうかは詳らかではない
※下の二つ、本当に書いてあるよ(笑)
この傘の根元はこうなっています。ただの重し？それともなにか意味があるのでしょうか？。一応なでておきました。
境内のあちこちで掲示板や貼り紙がたくさん目に入ります。晴明神社の歴史的経緯、陰陽師阿倍野晴明のこと、五芒星のこと、メディアやタウン誌で取り上げられた記事のコピーなどです。ひとつひとつ目を通していると時間がたつのも忘れるほどです。
参拝者が奉納した絵馬をみていても良縁、恋愛成就を願ってお参りに来る方が多いのが想像できます。
出来れば土曜、日曜など社務所が開いているときに行かれた方が良いと思います。（無人の時でもお参りは可能です）
4.行き方と地図
住所：〒464-0087 名古屋市千種区清明山1-6
電話番号：052-711-8803
名古屋市営地下鉄砂田橋駅1番出口から徒歩12分
名古屋市営地下鉄ナゴヤドーム前駅1番出口から徒歩12分
さらにさらにの恋愛パワースポット
これまで取り上げてきた三社めぐり以外にも複数の恋愛、良縁にご利益があるとされる神社がいくつか見つかりました。
→ 笠寺観音の玉照姫（たまてるひめ）
→ 洲崎神社の縁結びの輪
→ 蒲郡市竹島
おいおい記事にしてリンクを貼っていきたいと思います。
