国宝犬山城と初春の犬山城下町をとことこと歩いてきた
国宝犬山城と初春の犬山城下町
先日名鉄電車を利用した際に駅舎のチラシで「犬山城下町きっぷ」なるものを発見。気の早い桜の花がちらほら開花し始めた初春の2月25日(土)にこれを使って国宝犬山城と犬山城下町をうろつきに出かけてみました。

目次
1.名鉄「犬山城下町きっぷ」
無人駅では買えませんので一度駅員さんの居る駅まで行きます。(この時SuicaなどのIC乗車券は使わずに券売機で購入してくれとのこと)
その駅では改札口を出ずに乗越し清算窓口にて「犬山城下町きっぷ」のことを伝えれば出発駅から再計算した割引料金にて販売してくれます。
往復切符と犬山城への入館料、さらに現地の提携店で使える割引クーポンが付いていますからなかなかお値打ちだと思います。

2.犬山城までのルート
犬山城への最寄駅といえば犬山遊園駅の方が近いのですが、犬山駅の方がおすすめと聞きました。この理由は犬山城への街並みとお店を見ながら向かえるということと、犬山遊園駅からだと坂道を登るコースとなるそうで今回はこちらのルートを選択しました。

たまたまですが翌日の2月26日は犬山ハーフマラソンでした。今年で第39回を迎える歴史と参加者数1万人を超える大会だそうです。タイムの狙える大会ということで人気があるようですね。
(東京マラソンと同日、あちらは3万人以上だそうですね)

一瞬このコースを回ってみる?とも思いましたがハーフで20km強、10kmコースでもいいか?と少し意識しながら歩きはじめました。
犬山駅を出て西へ5-600mも進みますと、犬山城までまっすぐ延びた本町通りへの入口です。

3.本町通り
春らしい陽気と、テレビの情報番組などでも取り上げられる機会が増えたせいもあってたくさんの観光客がみえました。
特にSNSで爆発的に人気となった恋小町だんごのお店には長蛇の列が出来ていました。


その他のお店も沢山あってきょろきょろ、うろうろしながらお城までの道中を楽しめます。
こちらのわん丸君は公式サイトもありました。

4.犬山城下町お雛様めぐり
商店街をあげてのイベントだと思いますが「犬山城下町お雛様めぐり」としてあちこちの店頭にお雛様が飾られています。

とくにこちらの旧磯部邸での雛飾りはなかなか圧巻です。奥では子供さんに着物体験もやっていたようです。



5.観光案内書でのクーポン引き換え
この通りの中ほどにある観光案内所に立ち寄りクーポン券への引き換えをしてもらいます。対象店舗にて数十円から百円程度の割引が受けられるそうですがこういうのもなかなか嬉しいものですよね。

6.城下の3つの神社
さて犬山城が近づいてきます。その手前にあるのがいくつもの鳥居とその神社への入口です。

横に並んだ3つの鳥居がありました。
1.針綱神社(はりつなじんじゃ)

針綱神社は安産祈願で有名なのだそうです。
2.三光稲荷神社(さんこういなりじんじゃ)

のちに詳しく書きますが、いくつかの末社がありそのご利益に授かろうとする参拝者で賑わっていました。
3.猿田彦神社

建築、方位除け、災難除け、開運、事業発展、五穀豊穣、大漁満足、家内安全、交通安全、海上安全など、古来より幅広くご神徳がいただける神社として知られています。
7.三光稲荷神社は見どころ満載のパワースポット
どの神社の境内からも犬山城へ行けるようです。私が選んだのは三光稲荷神社さんを通って行くコースです。
ここの境内だけで一本の記事が書けるほど面白ポイント満載のパワースポットでした。

「若い女性の多い神社だな。」と思いながら見て回るとここで「恋の縁結び御朱印めぐり」の案内を発見。

・国宝犬山城下 三光稲荷神社 末社 姫亀神社(ひめきじんじゃ)
・尾張二宮 大縣神社 摂社 姫之宮
・継鹿尾観音 寂光院 もみじでら良縁弁財天
この三社でのイベント?となっているようです。
名古屋市内での恋の三社めぐりだけじゃなかったんですね。

こちらのお社のまわりにも興味を引くような案内看板。

「御縁の松と女陰石」
女陰は神秘にして且つ崇高なり。だそうです、、、。

「梛(なぎ)の木」
ナギの葉を鏡台の引き出しに忍ばせておくと愛する人と結ばれる、お財布に忍ばせておくとお金との縁が切れない、とのこと。
恋愛パワースポットだったんですね。
こちらの三光稲荷神社はこれだけじゃありません。


このほかにもおもかる石があったりと、たんにお城への近道として通り過ごすには惜しい見どころ満載でした。

しかし、いつまでもこちらの境内にとどまるわけにもいかず先へ進むことに。
8.国宝犬山城天守閣
少し坂道を登った先にある城門をくぐり、現存する日本最古の木造天守閣が姿を現わします。

現存12天守のひとつ、そのうちでも国宝に指定されているのはたったの5つしかありません。(他には松本城、彦根城、姫路城、松江城)

歴史好き、お城好き、でなくても一度は訪れる名城だと思いました。戦国の城だけあって低い天井と急な階段といった特徴そのままの城内です。

権威の象徴というだけでなくあくまで戦闘用の施設であり歴代城主によって手を加えられている様子も残っています。

最上階となる高覧の間まで登ると、回り縁で一周できるようになっています。眼下に広がる木曽川や街並みは絶景でした。


上の写真でお気づきの方もみえるかもしれませんが、じつに手摺りが低いです。景色どころではない、と言う方もみえるでしょうね。
城内をゆっくり観覧してお城の外へ出ました。この後城下へ戻り名鉄クーポン対象店の案内で喫茶店へ入り一休みです。

ここでまだまだ足に余裕がありました。マラソンコースを巡ってみるか?でも帰りとなる犬山遊園駅とは反対方向。成田山へ行ってみるか?でも少し距離がもの足りない。など検討した結果桃太郎神社へ向かうことに。
9.木曽川沿いに歩き桃太郎神社へ
いちど木曽川遊歩道へ出て、犬山遊園駅を通り過ぎ駅から約3kmほど川沿いの道を歩きます。

この途中に寂光院があるようですが、さらに坂道を登る必要があるようで今回は素通りさせてもらいます。

しかし最近の寺社仏閣共に可愛らしい案内が増えましたね(笑)。

ちんたら写真を撮りながらのとことこ歩きで40分程度だったと思います。
10.桃太郎神社
こちらの桃太郎神社へは初めて行きました。メディアで取り上げられることも多く「知ってはいた。」という程度です。

岡山と高松での「本家はこちら」が争われることも多いそうですが、ここ犬山の桃太郎神社も負けてはいません。

かなり熱心に「桃太郎生誕の地」とする根拠やアピールが半端ないです。
・鬼ヶ島は山を越えた可児川の中にある
・実際に悪者が住みついていたと古文書がある
・周辺に犬山、猿洞、雉ヶ棚、その他珍しい地名がいくつもある
・童話の大家や考古学の権威も遺跡調査に訪れた
などなど
私は訪れた時間が遅く宝物館へは入りませんでしたが、鬼のミイラがあるそうですよ。

子供の守神と謳っているように、ファミリーでのお出かけ先には良いところと思います。
しばらくうろついてまた来た道を引き返します。電車を待つ間には犬山遊園駅の近くにある喫茶店でおいしい抹茶ラテを頂いて帰路につきました。

城下を何往復もうろついたことと合わせて約10km~12kmといったところでしょうか。

犬山城や木曽川遊歩道のまわりには沢山の桜の木もありました。もう少しでこの桜の楽しめる散策ができることと思います。
春の陽気に誘われてもう一度行ってみたくなるような街でした。
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