サツキマス

サツキマス

英名:Satsukimasu salmon
学名:Oncorhynchus masou ishikawae

サツキマス
サツキマス

サツキマスはアマゴと同種である。しかし釣り人目線で見たときには全く別の魚としてみられている。

アマゴ釣りといえば清流またはもっと上流域の渓流釣りの対象魚。サツキマスは河口域から中流域で狙う魚として語られることが多い。

アマゴ釣りでは水生昆虫やミミズ、イクラなどの魚卵を餌とすることが多い。サツキマスの場合は上記の餌のほかにルアー(疑似餌)を用いて狙う釣り人が多い。これは小魚などを餌とする魚食魚の色合いが濃くなるからでもあると思われる。

サツキマス
サツキマス

長良川河口堰の建設の際に大きな反対運動が起こった際にも、真っ先にこのサツキマスへの影響が挙げられた。

孵化してから満1年半で降海し、伊勢湾の割と沿岸に近い沖合いを回遊しているようである。さらに1年を海域で過ごしたのち、桜の咲く時期に母川回帰することが知られている。

一応、遡上のための魚道を設けるなど対策は行われたが、漁民、研究者、そして釣り人の感覚からいっても遡上数の減少は間違いないと思われる。

外部リンク Wikipedia
最終投稿日:2017/03/01


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